“劇場に着ていくお洋服”
「公演観に来てね」と誘うと必ず
『何を着て行ったらいいの?』と聞かれます。
バレエに興味があり観に行きたいと思っているのに、
その一歩がなかなか踏み出せない理由の一つとして
着ていくお洋服の迷いがあることに気づきました。
このワンピースさえあれば大丈夫!
そしてこのワンピースを着たいから
劇場にバレエを観に行って見よう!
そう思えるお洋服を提案していきたいと思います。
“品がありクラシカル”フォーマルながらも
どこかに遊び心があるフェミニンさを体現します。

わたし自身が現役時代からずっと願ってきたバレエ芸術の普及。
現役バレエダンサー時に立ち上げた
レオタードブランド『stina』として、
10年がたち、次はアパレルブランド『STINA closet』として
舞台を観てくださるお客様のための
アパレルラインを立ち上げました。
踊る側(stina)と観る側(STINA closet)は表裏一体です。
ダンサーは観てくださる方がいてこそ成り立ち、
その日のために最高の芸術を届けたいという気持ちで
日々作品創りに励んでいます。
そして、最後に芸術に息を吹き込むのはお客様です。
ダンサーを含めたくさんの芸術団体、関係者の方が
長年バレエの普及に取り組み続けています。
わたしたちSTINA closetは『洋服』というまた新しい角度から、
みなさまの人生の中にもっとバレエ鑑賞が溶け込み、
根付いていくことを願い、提案していきたいと思います。

Creative Director
Sayuri Kubota

2012年、現役バレエダンサーとして国内初の
セミオーダーレオタードブランド “stina”を立ち上げる。
「セルフプロデュース」をコンセプトに“なりたい自分になる”大人可愛いブランドとしてセミオーダーをメインに展開をスタート。
花柄を中心としたオリジナル生地を発表し、当時無地がメインだったバレエ業界に衝撃を与える。
柄レオタードを流行らせたパイオニアブランドとして、 現在も多くのバレリーナたちに愛用されているブランドディレクターとして活躍。
舞台芸術のさらなる向上と普及を目指し、ダンサーの育成支援やチャリティーを立ち上げるなど様々な活動にも従事。一児の娘を育てるワーキングマザーでもある。